このページでは、ABテストツールにあると便利な機能をテスト補助機能、ユーザビリティ、環境適応の3つに分類して紹介しています。
ABテストに用いる特徴的な大きな機能は網羅していても、実際に担当者の痒い所に手の届くUXの向上が、ツールの「使いやすさ」に直結します。
設定した最終目標に対しての達成度から、訪問したユーザーに取ってほしい主な行動を小さいゴールに設定し、ユーザーが各ゴールまでに辿ったパターンの中から、改善効果が期待できるものを選びます。
複数のパターンにABテストを実施し、パターン毎でのゴール率の違いを比較。さまざまなケースに対して繰り返し行うことで、各ゴールをサブミッションとして総合的に優位なパターンが分かりやすくなり、より正確な結果となります。
ECサイトにおける複数ページテストなど、最終的な購入CVは1つで、それに至るページがいくつもある場合(次ページへ遷移する)に特に便利です。
ゴールを複数設定し、それぞれを管理できるだけでなく、追加でゴールを設定する事も可能。また、ゴールを削除したり、ゴールを複製して一部の設定を変更して使うコピーなどのやり方も可能です。
基本的に、一度走り始めたテストの「途中修正」はできませんが、こうした機能がツールに備わっていることで、仮説が明らかに間違っていた場合や、全く成果の出ないパターンを早々に軌道修正することができます。
複数のゴール設定は、それぞれの数値を見比べる事で新しい気づきを得る機会にもなります。
ABテストでは改善のために複数のテストパターンを作り、それらを比較・分析し、特に秀でた結果のパターンを採用します。複数のテストが同時に稼働されているので、テスト同士が干渉しないようにされています。
その時の流行りや環境の変化などで、ユーザーの行動や思想は移り変わりやすいことからも、ABテスト実施期間をあまり長期に設定してしまうのは得策ではありません。
結果が分かった頃には、すでにユーザーの興味・関心は別方向に向かっていた、なんてことも。これではABテストによるサイト改善の効果は薄くなってしまいます。
リアルタイムで分析し、結果が見られることで、途中で得られた気付きですぐに修正対応したり、終了前から次のテスト設計に向けて準備できるなどといったメリットもあります。
「イベント」とは、キャンペーンやテストにおける訪問ユーザーの行動の事で、どのボタンをクリックしたのか、どのページを訪問したのかなどを言います。
「クリックイベント」とは、購入ボタンやリンク先のバナーへのクリックをトラッキングすることで、ページ内にクリックイベントを設定すると、ページから移動したビューイベントの設定も同時にすることができます。
ビジュアルエディタがあれば、管理画面上から簡単に画像を差し替えできます。また、画像の移動も、ドラッグアンドドロップで簡単にできます。
ソースコードの記述がわかる場合、画像のパスを書き換えることで差し替える事ができます。ABテストでは、複数のパターンを比較するので、画像の変更だけでもユーザーの反応を探ることができます。
CDN機能があれば、クリエイティブに使用する画像などの大きなデータを直接自社のサーバーや契約しているクラウドサーバーと通信のやりとりをすることなく、ツール会社のサーバーから参照することでき、無駄を削減できます。
複数のドメイン間を行き来するWEBサイトにおいては、セッションが切れないように一つのプロパティ内で計測するための計測機能です。クロスドメインの状態をつくることで参照元が引き継がれ、自然流入したのか広告から流入したのか、どのサイトから来たのかがわかるようになります。
WEBサイトの運営では、さまざまなデータが得られます。GoogleAnaliticsもそのひとつです。
ABテストの他、アクセス解析ツールやUI/UX解析ツールなど多くの比較・分析ツールが提供されていますが、単独で使っていたのでは効果的なデータ活用とは言えません。それぞれのツールで得たデータをそれぞれのツールで活用できるように連携させることで、幅の広い分析ができるようになります。
ABテストツールを活用すると、ページの速度表示が低下することがあり、これは独自のscriptタグをhead内に挿入する仕組みが表示速度に影響を与えています。ABテストツールで変更が多くなるほど、サーバーとのやり取りに時間がかかるようになります。この場合、非同期タグを用いた実装だと表示速度に影響を与えませんとも言われているので、ツールの実装法も確認してみましょう。
ABテストツールに備わっている基本機能はもちろん、ユーザーの使いやすさに即した様々な便利機能があります。ABテストツールを選ぶ際には、基本機能以外も見比べてみましょう。
本格的なABテストを実行するためには、テストの目的や、自社のサイト性質、流入ユーザーに合わせて適切な機能が必要です。
当サイトでは、CVR改善に奔走するWEBマーケティング担当者の皆さまに、ABテストを成功させる本質である「設計力」と、そのために必要な「実行力」のあるツールをご提案しています。
この機会に是非ご確認ください。
CVR改善に繋がる本気のABテストに必要な
おすすめのABテストツール3選
※ 参照元:DLPO公式サイト
(https://dlpo.jp/)
2011~2014年 LPOツール売上額が4年連続1位より
※ 参照元:Optimizely公式サイト
(https://optimizely.gaprise.jp/ )
2022年9月時点
※ 参照元:VWO公式サイト
(https://vwo.com/customers/)
2022年9月時点