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ABテストと色の関係

さまざまな要素を比較しながら検証するABテストは、キャッチコピーや見出しなどの文章以外にも、色を変更して比較できます。本記事では、ABテストによってクリック率が上がる色を調べる方法と、クリック率アップが期待できる色について紹介します。

ABテストでクリック率の上がる色が分かる?

サイト内に設置するバナーやアイコンなどは、ユーザーの心理に働きかける色を選びたいところです。そこで、実際のパフォーマンスを比較するためにABテストが活用できます。

ABテストを行う場合は、視覚的に目立つ場所へ設置する「ダウンロードボタン」などを対象として、色を変えてコンバージョン率を調べます。

変更点はダウンロードボタンのように1つの要素のみにとどめ、それ以外は変更せずに2週間検証を行いましょう。複数の色で比較する場合は、2週間を目安に色を替えながらコンバージョン率を記録しましょう。

ABテストで検証できるクリック率の上がる色とは

緑色はクリック率が高い

注目をひくためには緑よりも赤やオレンジといった派手な色を選びたくなりますが、ただ注目させるだけではボタンやバナーへのクリック誘導効果はありません。

実際に行われたABテストでは、緑色のボタンやバナーのクリック率が高いことが判明しています。緑は健康や自然、平穏といった印象を与える色といわれており、危険を知らせる赤色や暗いトーンの色よりもポジティブな印象を与えられる可能性があります。

緑といっても、黄緑(ライトグリーン)や深緑などいろいろなバリエーションがあります。サイトデザインを考えるときに、どの緑色がWebページになじむかを考えてみると、青緑のようなクールな色味も選択肢に入ってくるかもしれません。

気分を高揚させるオレンジ

オレンジ色は、気分を適度に高揚させて意欲を高める色といわれています。

通販サイトなど、購買を促すWebサイトにはオレンジ色が多く使われており、購入ページに遷移するクリックボタンやバナーなどにオレンジ色が用いられています。

危険や激しい感情を象徴する赤色よりもマイルドな印象で、明るく嫌味のない性質をもっている色でもあるため、クリック率を上げる色として注目されています。

自社のイメージカラーも活用できる

緑色がクリック率を高められるといっても、必ず緑にしなければならないわけではありません。

一例として、企業のコーポレートカラーが決まっており、それ以外の色を使うとサイト全体の印象やデザインが崩れてしまうような場合は、コーポレートカラーをベースにした配色が良いでしょう。

サイトデザインが統一されていれば、配色のバランスがとれて訪問者の心理にもポジティブに働きかけられるでしょう。

まとめ

コンバージョン率アップを狙うためには、自社サイトのイメージや全体のデザインを考慮して、ABテストを活用しながらクリック率が高い色を取り入れることをおすすめします。

当サイトでは、ABテストの方法や事例、仮説の立て方や動画の検証方法といった、ABテストにまつわる幅広い情報を掲載しています。

クリック率やコンバージョン率の向上にABテストを活用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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