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チラシでABテストを行う方法

宣伝にチラシを活用する場合、デザインや内容はとても重要なポイントです。より効果の高いチラシを配るために、ABテストを実施することが有効な場合があります。

本記事では、チラシでABテストを行う方法について詳しく解説します。

チラシにABテストを活用する方法

仮説を立てる

ある商品を宣伝する際に、「どのような訴求をすれば商品が売れるか」について仮説を立てます。例えば化粧品の場合、価格が安いことを売りにするか、効果があることを売りにするか、という具合です。ここでは、「効果について謳ったほうが売れる」という仮説を立ててみます。

ABテストを実施する

A案が「効果を前面に出したチラシ」で、B案が「低価格を前面に出したチラシ」として、ABテストを実施します。チラシを配布する条件は、A案とB案それぞれ同じ条件にした上で行うのがポイントです。

結果を分析する

チラシの配布後、ある程度の期間が経過したらそれぞれのチラシの反応率を分析します。反応数が高いほうが、効果のあるチラシだったと判断できます。A案の反応率が高かった場合は、最初に立てた仮説が正しかったということです。

再度仮説を立ててABテストを実施する

1回目のABテストでA案とB案それぞれの仮説を立てましたが、仮説は2つだけではありません。化粧品の効果はひとつだけではありませんし、使用感などさまざまな要素があります。

これらのどの要素を前面に出せばより効果的なチラシになるか、さらに仮説を立ててABテストを実施することで、さらに効果的なチラシを配布することが可能です。1回目に反応率が高かったA案と、新たな要素をB案として、再度ABテストを行いしょう。

チラシでABテストを行う際の注意点

仮説の要素はひとつずつに絞る

仮説を立てる際に、A案を「価格を前面に打ち出し、商品画像を掲載する」など、ひとつの仮説に複数の要素を入れてしまうと、テスト結果を正しく分析することができません。仮説はA案とB案、それぞれの要素をひとつずつにして、ABテストを繰り返しながら正確に分析できるように行いましょう。

同じ条件のもとABテストを実施する

A案とB案、それぞれ同じ条件下でチラシを配布することは必須です。配布するチラシの枚数や、配布後に反応を確認するまでの期間といった条件を同じにした上でABテストを実施してください。

繰り返しABテストを実施する

ABテストは、仮説を変えながら繰り返し実践することで、より効果の高いチラシを作ることができます。精度の高いチラシを配布して売上を獲得できたとしても、時間が立つとユーザーのニーズは変わっていきます。定期的に何度もABテストを実施することが効果的です。

まとめ

仮説を変えながらABテストを繰り返し行うことで、よりユーザーのニーズを掴んだチラシを制作できます。本記事で解説したポイントを参考にしながら、効果の高いチラシを制作してください。

以下のホームページでは、ABテストを行う上で役立つツールをご紹介しています。それぞれの特徴やメリットなどを詳しく掘り下げていますので、ぜひこちらも参考にしてください。

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