ここでは、ABテストの期間はどれくらいを目安にすれば良いのか解説しています。具体的な期間や期間を決める要素などについて参考にしてみてください。
ABテストの期間として、どの程度取るべきといった明確な基準はありません。そのため、テストする内容によって変動することになります。
一般的には、数週間から1ヶ月程度実施されるケースが多いです。ほんの数日程度のテストでは、偏ったデータになってしまうので注意しましょう。
平日と休日では差が出ることが多いため、少なくとも1週間は必要です。
テストの結果、AとBの差がほとんど出ないような場合は、長くテスト期間を取ることになります。
ABテストの期間をどれくらいに設定するのかについては、いくつかの要素から検討できます。特に期間を決めずに長く行うのではなく、具体的な期間を定めておきましょう。
1回実施して終わりではなく、仮説を立ててテストをし、分析を繰り返すことによってコンバージョン率の向上につながるような結果が得られるようになります。仮説、テスト、分析を1回転とし、どの程度の期間行うのか考えます。
期間を検討する際は以下の要素を確認してみてください。
まず考えたいのが、UU数(ユニークユーザー数)です。ページビュー数ではない点に注意が必要です。
つまり、特定の期間中にサイトを訪れた人数のことを指すので、まずはどの程度のUU数があれば結果が出そうか考えてみましょう。
UU数についてあらかじめ想定しておき、人数を満たしたあとは大きな差分が出ていなくてもテストを完了させるケースが多いです。
一つの目安として、少なくとも1ページにつき1,000UU程度、できれば2,000UU程度は設定しておいたほうが良いでしょう。そのため、2ページで比較をする場合は2,000UU~4,000UUが必要ということになります。
もし、AとBで差がつかないような場合、設定しているUU数が足りていない可能性についても考えましょう。
また、ABテストすること自体が目的ではありません。そのため、たとえば2,000UUと定めてテストを開始したとしても1,000UUで明確な差が現れた場合は、テストを終了しましょう。
長期にわたってテストを行うよりも、明確な有意差が出た場合は他のテストに移行したり、分析、改善、再テストと進めたほうが効果的なコンバージョン向上につながります。
ABテストによって効果を出したい目標を定め、それが達成できるまでをテスト期間として定める方法もあります。
例えば「問い合わせ数を向上させたい」と考えている場合、何件のお問い合わせがあればテスト終了とするのか考えてみましょう。
定めていた目標達成数を満たすまでに数ヶ月かかることもあります。あまり長くかかってしまうと効果的なテストとはいえないので、1ヶ月程度実施しても目標達成数に差がつかない場合、他のテストに切り換えてみるのも一つの方法です。
ABテストを成功させるためには、あらかじめどの程度の期間テストを実施するのか決めてから取り組むことをおすすめします。
テスト期間を決める要素として、代表的なのがUU数と目標達成数です。どちらが自社のABテストに向いている要素なのかも含めて検討してみましょう。
テスト期間は短くても1週間、長くても1ヶ月程度とするのが一般的です。
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