WordPressでABテストを行いたい場合、プラグインをインストールすることで実践できます。本記事では、WordPressでのABテストに関する概要を解説しつつ、実施できるプラグインをご紹介します。
ABテストでは、複数のパターンで用意したページを一定期間運用して効果を確認します。成果があったパターンを採用して、売上や集客を増やすためのテストです。ABテストはWebページやLINEなど、さまざまな媒体で実践でき、WordPressでの実践も可能です。
WordPressでは2種類のABテストを実践できます。ひとつはテーマやプラグインをインストールし、WordPress内で設定して行う方法です。もうひとつは外部のABテストツールを導入して、ツールの設定画面からテストを行います。
WordPress内でABテストを行うためのプラグインは複数あり、それぞれに特徴があります。
「WordPress Calls To Action」はCTA(行動喚起)の設定ができるほか、既存テンプレートが用意されており、簡単にCTAを作れるプラグインです。ABテスト機能が備わっており、設定したCTAのうちどちらが優れているかを、アクセス数やコンバージョン数から確認できます。テンプレートのCTAは英語のみです。
「AFFINGER」はWordPressの有料テーマです。このテーマに加えてAFFINGER専用のプラグイン「AFFINGERタグ管理マネージャー」をインストールすることで、WordPress内でABテストを実践できます。ショートコードでCTAのコンテンツを出し分けて、クリック数やCTRをテストすることが可能です。
「MaxA/B」は、各固定ページでABテストを実践できるプラグインです。ABテストを行うページにアクセスすると、自動的に設定しておいたテストページに振り分けられます。最大3ページで検証を行うことが可能です。また、プラグインをインストールすることで広告の表示数やクリック数も確認できます。そのほか、アクセス数やコンバージョン率をWordPressで確認できる点もMaxA/Bのメリットです。
「Title Experiments Free」では、固定ページや投稿ページのタイトルを検証できます。2パターン以上のタイトル案を登録し、ページを更新するとテスト環境がージを更新することでテストできるようになります。テストでは表示数やクリック数を確認可能です。
「LIQUID CONNECT」は、ABテスト機能のほか、ユーザーに応じて表示するバナーを変更できる機能などが搭載されています。ABテストでは、複数のバナーをランダムに表示されます。実施件数の制限がなく、Googleアナリティクスにイベントレポートを設定することでアクセス解析と合わせて確認できるなど、汎用性の高いツールです。
WordPressを用いた自社サイトやECサイトを構築している事業者は多いと思われます。より売上や集客効果を高めるために、ABテストを実践してより効果的なサイト作りを目指しましょう。
以下のホームページでは、ABテストの実践において効率的なツールをご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。
成果に繋がる“本気のABテスト”に必要な
おすすめのABテストツール3選
※ 参照元:DLPO公式サイト
(https://dlpo.jp/)
2011~2014年 LPOツール売上額が4年連続1位より
※ 参照元:Optimizely公式サイト
(https://optimizely.gaprise.jp/ )
2022年9月時点
※ 参照元:VWO公式サイト
(https://vwo.com/customers/)
2022年9月時点