Facebook広告は、記事リストが表示される中央部のフィード、もしくは友達やフォロワーに写真や動画を24時間シェアできるストーリーズに出稿する広告です。本記事では、Facebook広告でABテストを実施する方法やメリット、テストの流れについて紹介します。
Facebook広告は、Facebookユーザーに向けて表示する広告です。ビジネスマネージャアカウントを作成すると、広告マネージャと呼ばれるページからABテスト機能を利用できます。
ABテスト機能では、一部が異なる広告を2つ配信して効果を測定し、比較していきます。テストできる項目は画像・動画・広告テキスト・オーディエンス・年齢性別・カスタムの6種類です。
Facebookは、以下の項目を使い、既存広告と新しい広告のABテスト実施を推奨しています。
参照元:Meta for Business(https://www.facebook.com/business/ads/ab-testing)
クリエイティブは、既存の画像のみの広告に動画を追加して結果を確認する方法です。動画広告の場合は、縦型ではない既存の動画を縦型のモバイルファースト動画にすることで、結果が向上するか確認します。
モバイルファーストの世界では、15秒以内の短尺動画が推奨されています。短尺動画と長尺動画、あるいは6秒間・15秒間・30秒間の動画を比較して、結果がどのように変化するかを確認します。ターゲット設定は、既存の設定以外にターゲットの幅を広げて検証する方法です。
配置では、利用可能なすべての配置に広告を配信し、結果の向上レベルをみます。広告セットの項目では、複数のオーディエンスとクリエイティブを統合し、キャンペーンの結果を確認します。
Facebook広告の管理画面を開き、「A/Bテスト」をクリックします。「A/Bテストを作成」のページに移動したら、テストの設定からキャンペーンの名前を付け、検証したい変数をプルダウンから選びます。
「次へ」をクリックしてページを移動します。既存の広告イメージがバージョンAという欄に表示されるので、その隣にあるバージョンBに検証用の広告イメージを入稿し「次へ」をクリックしてください。
1日の予算やテスト期間、指標を設定し、画面の下部に表示される「テストの推定パワー」を確かめてください。テストがどの程度成功するかがパーセンテージで表示されます。
「テストを作成」をクリックして設定完了です。
Facebookが提供している広告マネージャを使えるので、作業にかかるコストを抑えて広告効果を検証できます。
外部サービスを利用する必要がなく、複数のテスト項目を検証するだけで比較検討できるので、広告の改善が素早く行えます。
Facebook広告は多数のユーザーに向けて発信されますので、効果を高めるにはターゲット設定が必要です。また、スマートフォンでの閲覧者数の増加を考慮すると、モバイルファーストな対応も重要です。
広告を出稿しても効果があがらない場合は、広告マネージャからABテストを実施してみてはいかがでしょうか。
成果に繋がる“本気のABテスト”に必要な
おすすめのABテストツール3選
※ 参照元:DLPO公式サイト
(https://dlpo.jp/)
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(https://vwo.com/customers/)
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